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第7日目〜2001年6月15日


ロサンゼルスでOFF会

Hermosa Beachで華ママと





願い適ったOFF
ネットライフを始めてから、かれこれ5年近くになるが、その間、ネットで知り合った人たちとはOFF会という形で会い、以後、引き続き交流を深めている人も多い。インターネットの世界に足を踏み入れていなければ、絶対経験できない人間交流だが、今までは日本国内でのことだった。しかし、インターネットは地球規模での人の交流を可能にするものであるから、一度海外でのOFFを経験してみたいという気が、心の隅に潜んでいた。もっとも、外人との交流ならば言うことなしだけれど、いかんせん外国語がなにひとつ出来ない私には、ハードルが高すぎる。だから、もし渡米する機会があれば、華ママさんとシーズー犬の華ちゃん・優々ちゃんに会ってみたいと思っていた。それは、華ママさんが某日本企業の駐在員の妻(駐妻というらしい)としてロスに住んでおり、私が娘の住むロスに行く機会があれば、アメリカでのOFFの実現は不可能ではないからである。それが意外と早く現実のものとなった。

華ママさん夫妻は1999年夏に、愛犬シーズーの華ちゃんを連れて渡米。その1年後、同じシーズー犬の優々ちゃんが日本からやってきて、家族は4人?になった。その様子を「華のアルバム」というホームページで紹介している。いつだったか、誰かのリンクページから華ママのサイトに行き着き、掲示板に書き込みをしてからネット交流が始まった。それは、華ママさんのホームページが私のお気に入りになったからだが、同じシーズー犬を飼っていることと、娘と同じロスの空の下で生活しているということ、さらに彼女のおばあちゃんが京都府下に住んでいらっしゃるということも含めて、とても親近感を覚えたのだった。

華ママさんには前以て渡米の日程は知らせてあったが、OFFの日にちは娘の予定が優先するため、なかなか決められなかった。日本国内でのOFFなら、旅の途中、一時的に同行者と離れて個人的な予定を挟むことも可能だが、なにせアメリカでは車がなければ動きがとれない。だから、運転手でもある娘の空き時間に私の予定を挟んでもらうしか方法がないのだ。そこで、3泊4日の旅からロスに帰ってきた夜、娘に華ママさんとのOFFの話をすると、15日の午前中から午後2時頃までならいいという。私は慌てて華ママさんにメールを送り、はては電話で連絡をとるなどして、会う場所と時間を決めたのだった。

ネット上の華ちゃんがそこに
当日、私たちは娘の車で(夫も同伴)約束のHermosa Beachに向かった。華ママさんは、このビーチの近くに住んでいるという。Hermosa Beachはサンタモニカの南にあり、夕焼けの美しさで有名らしい。娘のコンドミニアムから、ほぼ1時間ぐらいの距離だったように思うが、携帯電話で連絡をとりながら次第に所定の場所に近づいていった。車の中から、ビーチの入り口道路にたたずむ華ママさんを「あっ、あの人だ!」と確認することができたのは、その人がホームページで何度も会ったことのある華ちゃんを連れていたからである。そうでなければ、写真すら見たことにない華ママさんを見つけるには、多少時間を要しただろう。

華ママさんのもとに行くには、まず車を預けなければならないので、彼女にその旨を告げるため、とりあえず後部左座席に座っていた夫が先に下りた。ところが、華ママさんには、夫が同行することを伝えていなかった。しかし彼は、ホームページで会っている華ちゃんの前に、「華ちゃ〜ん!」と一直線。突然、知らない日本人の男性に愛犬を触られ、華ママさんはきっと驚いたにちがいない。夫は夫で、我が子のように大事にしているアイを日本に残し、かれこれ1週間も会っていないために、華ちゃんをみて懐かしさが一挙にほとばしり出ての行動になったようだ。




昔から知っていたかのように
そうこうして全員が揃い、お互いに挨拶を交わしたあと、軽い昼食をとりながら話をすることになった。Hermosa Beachに通じる道路わきの店で、なにかピザのようなものを食べた気がするが、はっきり覚えていない。それよりなにより華ちゃんが、はじめて会う私たちにおじけづくこともなく抱っこを許し、なついてくれて感激。アイよりひと回り大きい華ちゃんは、私の腕にどっしり重かったが、大きな目をくりくりと愛くるしかった。ただ、優々ちゃんはショーに出るため日本に帰国中で会うことが出来ず、とても残念な思いをしたことはいうまでもない。

さてさて、初めて会った華ママさんはどうだったかというと、自称23歳の奥様。とはいえ、私の娘よりいくつか年上だとのことだったが、とてもそうとは見えない若々しさ。ひとことでいえば、爽やかな雰囲気をもつ美女だった。ロスでの生活は、あと2年で終わるということだが、私がその間に渡米する機会があれば、ぜひもう一度お会いしたいと思った。

はじめての出会いだというのに、まるで前から知っていて久しぶりに会ったかのように話は弾み、あっという間に2時間が過ぎていった。私たちには夕方からの予定が入っていたため、いとましなければならなかったが、ネットでの出会いは、こうして現実の出会いを実現し、楽しく幕を閉じたのだった。







写真横  華ママと一緒に
写真斜下 私にすっかり懐いてくれた華ちゃんと
写真下 華ちゃんを抱っこして嬉しそうな夫